今日の日経平均

 




今日の日経平均の終値から

割高となっているのか?

それとも

割安となっているのか?

これを金融理論の基本となる理論から理論値を簡易的に検証し分析して行きます


今日の日経平均は2万7382円

予想EPSは2122.68円

PERは12.9倍

現時点の金利は0.477%

となっています

昨年の利上げ前のPERは12.5倍~13倍

益回りは

1÷12.5倍=8%

1÷13倍=7.69%

となります

利上げ前の金利は0.25%なので0.477%にまで0.227%の上昇

となります

益回りは

8%+0.227%=8.227%

7.69%+0.227%=7.917%

となります

PERは

1÷8.227%=12.16倍

1÷7.917%=12.63倍

となるので割高の目安となる12.63倍よりも0.27倍高い水準となります

今日の予想EPSは2122.68円となるので

2122.68円×0.27倍=573.12円

573.12円が割高の目安となります

やはり予想EPSが下落傾向となっていて、つまりは企業業績の下方修正となって来ているのに株価は上昇傾向となっているので徐々に割高となって来ています

アメリカ市場が強いので日本市場も強いのだとは思いますが、それにしても予想EPSが下落傾向となっている状態での株価上昇となっているので下落リスクが高まっていると感じます

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