今日の日経平均

 



今日の日経平均の終値のPERから金融理論となるCAPM理論から見て割高となっているのか、それとも割安のままなのかを考え、明日の日銀政策決定会合も予想しながら、その影響も含め考えて行きます


今日の日経平均の終値は2万6138円

予想EPSは昨日の2134.08円から2139.01円に上昇

PERは昨日の12.1倍から12.22倍へと上昇

という結果です

CAPM理論から見た日経平均の理論値としてPERは11.76倍~12.26倍と見ているので、その範囲の中ではやや高めになって来たと思います

明日の日銀の金融政策決定会合では市場参加者の予想では現状維持が7でイールドカーブコントロールの撤廃が3というくらいの比率のようです

一方で私がフォローしているマスコミ関係者や債券市場の関係者などの見立てでは撤廃の見方も多く、日銀周辺の見立てでは撤廃も十分にあると見ているようです

撤廃となると10年債の金利は跳ね上がると予想され、日経平均のPERは11.76を割れる可能性も十分にあり、警戒は必要となります

私は撤廃されると予想しています

理由は撤廃を見送ると撤廃されるまで延々と市場の混乱が続いてしまい、どのみち撤廃には必ず追い込まれることから4月に新総裁が決まってから撤廃となるより、混乱を招いたのは黒田総裁以下、現執行部となるので自分たちの責任で混乱は終わらせてゲジメはつけると見ているからです

撤廃を見送ると混乱した状態で撤廃のツケを次期執行部に回すことになるので政策的にも組織的にも普通ならあり得ないことから撤廃を決断するのではと見ています

仮に撤廃されると金利の水準が落ち着くまで、ある程度の期間を要すると思われるので慎重な判断が求められる局面かと思います

日経平均の終値を受けてのご報告は以上です

簡易版となります

コメント

このブログの人気の投稿

アメリカ市場のイメージ

イエレン米財務長官

アメリカ大寒波