今日の日経平均



今日の日経平均の終値は

割高となっているのか?

それとも

割安となっているのか?

これを金融理論の理論値から検証し考えて行きます


早速ですが今日の日経平均の終値は

2万7362円

昨日の予想EPSは2125.29円で今日は2126.09円

となっています

昨日のPER12.89倍で今日は12.87倍

現時点の10年債の金利は0.459%

昨年12月に日銀が利上げする前の金利は0.25%

利上げ前のPERは12.5倍~13倍

益回りは

1÷12.5=8%

1÷13=7.69%

ここから今日の金利は0.459%なので0.25%から0.209%の上昇

となります

0.209%上昇したので益回りは

8%+0.209%=8.209%

7.69%+0.209%=7.899%

PERは

1÷8.209%=12.18倍

1÷7.899%=12.66倍

となるので理論値は

12.18倍~12.66倍

となりますが、12.87倍なので0.21倍ほど割高となります

今日の予想EPSが2126.09円なので

0.21倍×2126.09=446.48円

つまり446.48円ほど割高となります

金利が低下している状態で446.48円も割高となっているので金利が上がった時にアメリカ市場などで下落していると500円~800円くらいの下落はありそうです

また予想EPSが下落傾向となっているので、これも気になります

予想EPSが下落

金利上昇

割高の解消

この3つの下落要因があるのでポジションを落として現金比率を上げて、下落した時に割安で投資するための投資資金を確保したいタイミングだと思います

今日から金利は、その時点の金利から理論値を算出して見ます

その方が分かりやすいし、より精度が高い分析となるので、そうします

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