アメリカの経済指標

 


私がアメリカ経済の現状や先行きを占うのに重要視していた経済指標

この推移から私はアメリカ経済はリセッション入りはしないとの根拠の1つとしていました

さて、その現状が、どのような結果となっているのか?

アメリカ経済はリセッションに向かっているのか?

それとも

リセッション入りとは真逆に回復に向かっているのか?

これが可視化出来る経済指標の1つとなります

果たして

その結果や内容は如何に

という感じで、また講談のような前ふりから入ります


先日も触れたアメリカの住宅ローン金利の急低下

ピーク時には7%を超えていましたが、住宅購入が底打ちし回復して来る目安となる6%に近付いて来ましたと先日、触れて、そして6%に近付いたことから、そろそろ底打ちとなって行くと予想して書きました

早くも住宅購入の申し込みが底打ちしプラスに転じて来たと確認されました

ブルームバーグの記事で前月比で増加に転じており、ついに住宅購入が底打ちして増加に転じて来たのです

FRBの利上げにより金利が上昇したことから住宅購入は急減しアメリカ経済を下押ししていて、この住宅購入の激減を見て多くの専門家がアメリカ経済はリセッション入りして行くと主張していたほどです

しかし利上げは続いていても債券市場では利上げ停止や利下げを織り込んでいて住宅ローンの指標となる10年債の金利はピーク時の4.2%程度から3.4%程度にまで急低下しており経済の実態としては金融緩和が進んでいるのです

実態としては金融緩和が進んでいることから、その当然の結果として住宅購入が底打ちして来た訳です

住宅購入は極めて低い水準にまで急減したことから、それでもアメリカ経済はリセッション入りはしませんでしたが、極めて低い水準にまで急減したことから、そこからの底打ちとなるので増加余地が極めて大きく、これからはアメリカ経済を押し上げて行く効果となって行きます

住宅購入→家電や家具、日用雑貨などの購入→洋服購入

などと広がって行くことから消費の拡大となって行き、GDPの7割を占める消費の好調となり経済成長となって行く流れとなって行きます

アメリカ経済がリセッション入りする前に住宅購入が底打ちすれば、高い確率でリセッション入りは避けられ、経済が好調なままで利上げは停止となり利下げとなって行くという理想的な展開が期待出来る環境となって来たというニュースとなります

住宅関連で出遅れている銘柄も投資のチャンスと言えそうです


画像
上記はトレーディングエコノミクスの資料となります。無料で公開しているので確認して下さい。住宅ローン金利の推移となります


下記の資料はブルームバーグのTwitterの記事の一部のコピーとなります

Twitterでブルームバーグを検索すると全文読めるので確認して下さい⬇️

22年12月の販売成約、21年10月以来初めて前月上回る-レッドフィン

  • 内覧を求める顧客など需要を測る他のデータも伸びた

米住宅の販売成約がこの1年余りで初めて増加し、住宅需要が回復の兆しを示し始めていることが、不動産サイト運営レッドフィンの最新データで分かった。

  25日のリポートによると、昨年12月の販売成約は季節調整済みで前月比2.9%増と、2021年10月以来初めて前月を上回った。内覧を求める顧客やレッドフィン担当者と連絡を取る人など需要を測る他のデータも昨年11月から上向いた

⬆️上記の資料がブルームバーグの記事の一部となります

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