アメリカ経済は極めて好調
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ISM製造業景況指数、ISM非製造業景況指数、PMI製造業、PMI非製造業
中古住宅販売、新築住宅販売、小売売上
これら伝統的な経済指標からの分析手法では見えて来ないアメリカ経済の強さがあります
アメリカ経済がリセッション入りする
という見方は一昨年からあり、昨年前半には年後半のリセッション入りは誰もが確実と見ていたほどでしたが、私はアメリカ経済はリセッション入りはあり得ないとアメブロで繰り返し書いていました
また、むしろアメリカ経済は年後半に経済成長は再加速となり過熱が懸念されるほど高い成長となって行くと予想して来ました
結果はリセッション入りはせず、7月~9月期のGDPは3.2%の高い経済成長となり、先ほど発表された10月~12月期のGDPナウの最新版では4.1%の高い経済成長となっており、私の予想が的中となりました
なぜ、アナリストや投資家、専門家のほとんどがリセッション入りするとの予想を外し、私は予想を的中させたのか?
私は何を見てアメリカ経済は年後半に過熱が懸念されるほど高い経済成長となって行くと確信していたのか?
それを簡単に書いて行きます
私が見ていた経済指標は商品市場のエネルギーや原材料などの価格、企業の仕入価格となるPPi、企業の販売価格となるCPI、そしてこれらの経済指標から推測出来る企業と家計のキャッシュフロー
これら経済指標を見ていれば企業と家計のキャッシュフローは月を追うごとに改善して行くことが可視化され、キャッシュフローが改善されて行く過程で経済がリセッション入りすることはあり得ず、また企業のキャッシュフローとは、イコールで企業が生み出す付加価値であり、GDPとは企業が生み出す付加価値の合計であることから過熱が懸念されるほど高い経済成長になって行くと確信出来た訳です
平たく言えばエネルギー価格や原材料価格が下がれば仕入価格は下がり、販売価格は、それでも上げるか横這いとなるのでキャッシュフローは増加傾向が続くのは間違いなく、家計も同様であり、キャッシュフローが増加傾向となっていてリセッション入りなどあり得ないし、エネルギーや原材料などの価格の下落が急激だったゆえにキャッシュフローの改善も急激となり、それゆえに経済成長も急激な成長となるのは確実と言えた訳です
実際にGDPは7月~9月期は3.2%の高い経済成長となり、GDPの速報の意味合いとなるアトランタ連銀が公表している10月~12月期のGDPナウも先ほど発表された最新版で4.1%の極めて高い経済成長となっています
ちなみにISMやPMIとはあくまで現場責任者の感覚的な指標に過ぎず、コロナ禍のように消費の需要がオンライン、リアル店舗、サービスなど目まぐるく変わる状況では経済を予想する上では適していない指標となるのです
あくまで平時に使える経済指標であり、今のように目まぐるく需要が変化する特殊な経済環境にある時には実態を把握出来ない訳です
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