農家貸付条件全国調査
- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
下記の資料はカンザスシティ連銀がTwitterで発表している資料の一部となります
Twitterで無料で全文、読めるので確認して下さい
カンザスシティ連銀のレポートによると農業への融資が好調とのこと
背景としてはウクライナ危機によりロシア産やウクライナ産の農作物の供給が激減し特にロシア産とは今後も取引は見込めないことから世界中でアメリカやカナダ、オーストラリアなどの民主主義国家の農業大国への注文が殺到しています
ロシア産やウクライナ産からアメリカ産、カナダ産、オーストラリア産へとシフトして行く一大転換点となっていて、つまりはアメリカ産、カナダ産、オーストラリア産の農作物への需要が急増しているのです
需給バランスがアメリカ産やカナダ産、オーストラリア産の需要が圧倒的に超過している状態となっていることからアメリカの農業では仕入価格や金利上昇、人件費上昇などのコスト増加を価格転嫁出来る環境にある訳で、利益率を確保しながら高い需要に応えるべく増産して行ける環境となっているのです
このような歴史的な一大転換点となっているので中長期的にアメリカ産の農作物への需要は増加傾向が続くと予想され、私は昨年2月のウクライナ危機勃発の時も農業関連への投資は有望とブログに書いていましたが、中長期的な投資の対象として魅力的な投資先になっていると思います
またアメリカは世界一の農業大国であり、世界一の農作物輸出国でもあることから普段はあまり注目はされませんが、このような農作物への高い需要がアメリカ経済を下支えしており輸出や雇用、設備投資を通じてアメリカ経済の成長に寄与していて、アメリカ経済がリセッション入りを防ぐ防波堤の役割も果たしているのです
普段はあまり注目されませんがアメリカは世界一の農業大国であり世界一の農作物輸出国であることを意識しながら投資判断して行くことも必要となります
下記の資料がカンザスシティ連銀の資料の一部となります⬇️
農業への融資活動は、融資規模のさらなる拡大に伴い、徐々に増加し続けました。不動産以外の農業向け融資の平均規模は、1 年前より約 20% 増加し、4 四半期連続で融資額が増加しました。同時に、農業ローンの平均金利は、ベンチマーク金利の上昇とともに急激に上昇し、10 年ぶりの高水準に達し、資金調達コストにさらなる上昇圧力がかかりました。
農業財政の見通しは、商品価格の上昇とともに引き続き良好であったが、金利の上昇、厳しい気象条件、および生産コストの高さが依然として主要な懸念事項であった。2022 年の融資の回復には費用の増加が寄与しましたが、農業収入と流動性が高いため、多くの生産者の資金需要は限定的である可能性があります。しかし、先を見据えると、営業費用の上昇は、ローン需要にさらなる上昇圧力をかける可能性があります。
第4四半期 農家貸付条件全国調査
商業銀行による非不動産農業向け融資の量は、2022 年末まで着実に増加しました。融資活動は、前年より 7% 増加し、過去 1 年間で平均約 15% のペースで増加しました (図 1)。成長は、より大規模な営業ローンによって引き続き促進され、また、飼養家畜ローンの増加によって後押しされました。
- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
コメント
コメントを投稿