株価?って何?
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株価とは一体、なんでしょうか?
株価の根拠とは?
株価って何かしらの目安ってあるのか?
PERって何?
EPSって何?
PERの適正な水準なんてあるの?
など株価って分かりにくいです
でも株価とはノーベル経済学賞を受賞した金融理論となるCAPM理論から実は明確な根拠があり、つまりは価値の裏付けが明確にあり、PERには具体的で明確な根拠があるのです
銘柄によってPERは
1、A銘柄は10倍
2、B銘柄は17.51倍
3、C銘柄は31.15倍
4、D銘柄は55.41倍
などと単純に比較してしまうとPERには極端な開きがあります
しかしPERの適正値とは倍数により割高とか割安と決まる訳ではなく、例えばPERが17.53倍の銘柄とPERが55.41倍の銘柄とでは理論値が全く同じという結果となり、17.53倍だから割安ではなく55.41倍だから割高ともならないのです
よく見るのが業界や業種によりPERは違っているとの分析がありますが、全く違います
PERが決まる根拠が明確にあります
PERが10倍と55.41倍とで理論値が全く同じとなるのです
そんなアホな┐( ̄ヘ ̄)┌
ってちょっと感じるかもしれませんが、PER10倍と55.41倍とでは理論値は全く同じとなり、どちらが割高でも割安ともならないのです
で、今日は前ふりはこの辺にして期待を持たせながら
株価を分解すると
予想EPS×PER=株価
となります
現時点での予想EPSを100ドルと仮定して話を進めます
現時点での予想EPSが100ドルで年率の
1、平均成長率が0%
2、平均成長率が10%
3、平均成長率が20%
4、平均成長率が30%
と仮定を置きます
この時のPERの理論値とは
1、平均成長率が0%の場合のPERの理論値は10倍
2、平均成長率が10%の場合のPERの理論値は17.51倍
3、平均成長率が20%の場合のPERの理論値は31.15倍
4、平均成長率が30%の場合のPERの理論値は55.41倍
となります
この時の株価とは
1、予想EPS100ドル×10倍=1000ドル
2、予想EPS100ドル×17.51倍=1751ドル
3、予想EPS100ドル×31.15倍=3115ドル
4、予想EPS100ドル×55.41倍=5541ドル
この4つのPERとは同じ理論値となり、全て株価の水準としては同じ評価となるのです
株価とは予想EPS×PER=株価となりますが、予想EPSとは1株当たりの利益を意味し1株当たりの利益とは
税引き後純利益÷発行済株式数=1株当たりの利益
となります
つまり1株当たりの利益×PER=利益見通しの総額
となるので株価とは利益見通しの総額となる訳です
1、平均成長率が0%の場合の10年間の利益の総額は1000ドル
2、平均成長率が10%の場合の10年間の利益の総額は1751ドル
3、平均成長率が20%の場合の10年間の利益の総額は3115ドル
4、平均成長率が30%の場合の10年間の利益の総額は5541ドル
となる訳です
株価の理論値とは今後10年の利益見通しとなるので年率の平均成長率を基に10年間の利益の総額を算出して、その利益の総額が株価となり、総額の利益を1株当たりの利益、つまり予想EPSで割るとPERとなる訳です
1、平均成長率が0%の場合の10年間の利益の総額は1000ドル
1000ドル÷予想EPS100ドル=PERは10倍
2、平均成長率が10%の場合の10年間の利益の総額は1751ドル
1751ドル÷予想EPS100ドル=PERは17.51倍
3、平均成長率が20%の場合の10年間の利益の総額は3115ドル
3115ドル÷予想EPS100ドル=PERは31.15倍
4、平均成長率が30%の場合の10年間の利益の総額は5541ドル
5541ドル÷予想EPS100ドル=PER55.41倍
という結果となるのでPERは違っても全て同じ理論値となっている訳です
つまりPERとは利益見通しの総額から算出している結果となるので、PER自体を比較しても割高とは割安などの判断は出来ないし業界や業種により決まる訳でもなく、成長見通しによる利益見通しの総額が理論値となり適正値となる訳です
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