金融環境の現状

 



アメリカ経済を左右する金融環境の現状と先行き

とあえて抽象的に書いています


アメリカはFRBが歴史的で記録的な利上げを行っている最中であり、つまりは歴史的で記録的な金融引き締めとなっています

それゆえに金融が経済に与える影響も大きくなっていることから現状と先行きを分析して予想して行きます


さて早速ですが利上げして政策金利は上昇していても債券市場では金利が低下しており、結果として市中金利は低下していて経済に大きな影響の住宅ローンの金利が急低下しているのです

ピーク時には7%を超えるまで高騰していましたが、先週は6.23%にまで急低下していて住宅建設がV字回復して行く目安となる6%割れが目前となっているのです

イメージとしては利上げを継続しているので金利がひたすら上昇しているかのように感じてしまいますが、債券市場では金利が急低下しているので住宅ローンの金利も急低下している訳です

つまり実体経済では金融緩和の状態となっている訳で、あと少しだけ金利が下がると住宅建設がV字回復して行く目安とされる6%割れとなり経済の力強い成長が続くことになるのです

実際にはピタリと6%を境にして変わる訳では無いので、もうここまで急低下して来ると住宅建設が底打ちし、V字回復して行くと予想されます

アメリカ経済には強い追い風となる住宅ローン金利の急低下となっています


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上記の資料はトレーディングエコノミクスが無料で公開しているの住宅ローン金利の過去1年の推移となります
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こちらはトレーディングエコノミクスが無料で公開している住宅ローンの過去3ヶ月の推移となります

上記のように、ここに来て急激に住宅ローン金利が低下していると分かります

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